当院は
メリットとデメリットを
お伝えします。

ゆのきざわ歯科医院では、患者様にメリットとデメリットをご説明差し上げております。メリットばかりに見えることでも、場合によってはデメリットが存在し不愉快な思いをしてほしくないからです。メリットが多い治療でも【何かデメリットになることはないか?】を徹底的に考え、患者様の立場に立った治療を心がけてまいります。このような理由からメリットよりもデメリット(ご注意点も含む)を中心にお伝えしております。メリットよりもデメリットが多いということではありません。

メリット

小児矯正(1期治療)から開始されることで、骨格(顎の骨)の成長を促すことにより、今後、歯を抜かなくても歯を並べられるような可能性を高めていきます。 特に小児矯正(1期治療)から成人矯正(2期治療)までの間の成長期における成長のピークを利用することが重要で、女の子の場合10歳~12歳頃  男の子の場合12歳~14歳頃 となっております。
骨格の成長を利用できるということは、矯正治療を行う上で、より良い条件となるため、状態にもよりますが、歯を抜かずに歯並びを改善できるチャンスでもあります。大きなメリットとなります。

早期に小児矯正などにより骨格(顎の骨)の成長をコントロールすることができれば手術が必要になるようなケースへ悪化することを少しでも回避することが可能となります。

早い時期から矯正治療を行うことで、気になっておられるコンプレックスを改善し、心身ともに安定した健康状態へと導くことが可能となります。

悪くなってしまっている歯並びや咬み合わせに対して、早い時期から矯正治療を行うことで、正しい骨格(顎の骨)の成長へ導くことが可能となります。結果としまして、骨格(顎の骨)の変形や、お顔のゆがみを回避することができます。
成長期を過ぎてしまってからでは、骨格(顎の骨)のコントロールを行うことができませんので、大きなメリットとなっております。

デメリット

小児矯正(1期治療)から成人矯正(2期治療)まで行った場合は、最長プランとなります。小児期から顎の骨のコントロールを開始し、成長につれ歯並びをコントロールしていく総合的な矯正治療となります。そのため、かなりの長期的なイメージとなりますが、症例により期間は様々です。特に長期的になってしまうケースでは、歯を抜歯したり、歯を動かす本数や動かす量が多いことが直接的な原因となります。詳細につきましては、
「矯正治療が長期間かかってしまう理由について」をご覧頂けましたら幸いです。

メリット

歯並びが悪い場合、セラミック治療のように歯を削って被せて、きれいに並べていく方法とは異なり、今ある歯を削ることなく動かしていく方法となりますので、とても歯に優しい治療方法となっております。

歯並びが悪くなっている場合、お口元の皮膚の張り感や突出感、下あごの凹みなど、お顔全体に大きく影響致します。
特に横顔では、上あごと下あごのバランスがとても重要なため、改善によりとても美しいお顔立ちへと変化致します。

歯並びが悪いことで、人前で大きく笑うことができなかったり、笑う際、無意識にお口元を手で隠してしまうなど、本来のご自身の姿をなかなか表現することが難しくなります。
歯並びを改善させることにより、歯を全く意識することなく、心の底から笑顔になれます。

歯並びが悪いことによりコンプレックスを抱えていた場合、自分自身に自信をもつことができず、メンタル面に大きく影響致します。
歯並びを改善させることで、見た目も美しくなり、外見に自信をもてるようになることで、自己表現や積極的にコミュニケーションをとれるようなメンタル面の改善、清潔感やさわやかな印象にもつながってまいります。

歯並びが悪い状態と比較した場合、全体的にとても歯を磨きやすい状態に改善するため、いつも以上に歯ブラシで上手く磨くことができたり、今まで歯の間に通らなかったような歯間ブラシやフロスを通せるようになることで、より一層、磨き残しの量が減少し、虫歯の発生率や歯周病の進行状態を抑えることが可能となります。
また、口臭の改善にも大きく影響致します。

歯並びをきれいに整えて、咬み合わせをしっかりと作ることで、食事の際もしっかりとご自身の歯で咬むことができれば、美味しく感じることはもちろんのこと、栄養状態のコントロールにも関連し、結果的に日常でのQOLの向上につながっていきます。
また、食いしばるようなスポーツの場合、咬み合わせが安定していることで、しっかり力を入れることができます。

咬み合わせが安定することにより、食事もしっかりと咬むことができるようになり、唾液の分泌や消化機能が促進し、食事もより一層美味しく感じられるようになります。
その結果、QOLの向上につながり、体全体が健康的になっていきます。

デメリット

リスク&副作用について

矯正装置が歯の表面につくことで、歯磨きが難しいため、念入りに磨いて頂かなければ、歯周病の悪化や虫歯の発生リスクが上昇してしまいます。

②③④⑤は、矯正治療にて歯が動いている最中にまれに起こります。考えられる可能性としましては、歯自体が矯正の力に耐えられない状況(全身疾患、体質、歯を動かす期間、動かすときに加わる力、移動方向、根っこの炎症など)と様々ですが、常に歯の状態を見極めながら、必要に応じて検査を行い判断しております。

詳細につきましては、「注意事項」→「矯正治療中は歯に痛みを感じられることがあります」をご覧頂けましたら幸いです。

1ヶ月に1回の定期的通院、ご自宅でご使用頂く矯正器具・材料(症例によります)など安定した通院状況や器具・機材の使用状況により矯正治療期間に大きく影響致します。

歯の動きには、年齢、根っこの大きさ、骨の硬さなど影響してしまうような個人差がございます。そのため、予測矯正期間よりも延長してしまうことがございますので、ご理解くださいますようお願いいたします。

歯を動かすことで、歯の移動にともない、骨の形の変化や、咬み合わせ、顎の関節の変化など、様々な部位に影響致します。そのため、状況によっては、元の位置に戻すことが非常に困難となります。

親知らずが生えてくること、歯周病や虫歯の進行、加齢的変化による顎の骨の下がり(痩せ)、 など、このような影響により歯並びのバランスが崩れることがございます。大きく影響した際は、再治療が必要になることがございますので、その際は、ご遠慮なくご相談下さい。

当院で使用しております矯正装置には、金属を使用しているものもございますので、金属の種類によりましては、金属アレルギーに該当された場合、金属アレルギーを起こしてしまう可能性がございます。

矯正終了後に必ず保定装置(リテーナー)を装着致しますが、指示をさせて頂きました通りにご使用頂けなかった場合、後戻りを起こす可能性が高くなります。

元の歯並びよりも大幅に改善した場合、咬み合わせも大きく改善するため、顎にかかる負担も大きくなります。そのため、個人差はございますが、顎に違和感、痛み、お口が開きづらいなど、症状を自覚されることがあります。

理想的な状態に仕上げさせて頂く上で必要なことがございます。その際は、現状のご説明をさせて頂きまして、ご希望して頂いた場合のみ、行わさせて頂きます。

日常生活にて装置に大きな力が加わり過ぎた場合、外れてしまうことがございますので、誤飲には十分にお気をつけ頂けましたら幸いです。また、外れてしまった場合、そのままの状態では、歯を動かすことができないため、すぐにご連絡下さい。

矯正治療中に様々な問題が起こった場合、現状をしっかりと把握させて頂き、詳細につきまして、ご説明をさせて頂きます。その上で、今後の変更プランにつきまして、ご相談させて頂けましたら幸いです。

当院の矯正装置に関しましては、基本的に歯の表側に装置をお付けさせて頂きますので、極端な発音障害を自覚されることはございません。はじめのうちは、マ行、バ行、パ行(パ・ピ・プ・ぺ・ポ)など、破裂音の発音が難しく感じられるかもしれませんが、次第に慣れてまいります。

矯正治療開始日から、歯の表面に装置とワイヤーを装着させて頂きますので、矯正治療終了までの間、お話をされる時や大きく笑った際に目立つことがございます。当院では、少しでも審美的に目立ちにくいようにセラミックブラケットといわれております装置のプランもご用意させて頂いておりますので、お悩みの際は、ご遠慮なくご相談ください。

セラミック治療と比較した場合、歯並びを改善させていくために時間をかけて精密に歯を動かしていく治療となりますので、2年半~3年程の治療期間となっております。短期間にて歯並びや見た目の審美性を改善されたい場合は、オールセラミッククラウン治療をおすすめ致します。詳細につきましては、ゆのきざわ歯科医院セラミック治療専用HPをご覧ください。

保険治療では使用することができない材料を使用する為、費用負担が保険治療と比べて高額となります。